テスト3日目のタイヤ
合同テスト3日目のベストタイムのタイヤを、F1に一社供給するピレリが発表した。
2019年のタイヤは、赤-黄色-白の順に柔らかい-中間-硬いと区分される。当然、柔らかい方がタイムはよくなる。特に、気温の低いコンディションではそれは顕著になる。赤で表現されているタイヤは、それだけいいタイムが期待できる。
1分17秒台を記録したクビアト+トロロッソ・ホンダとライコネン+アルファロメオは、最も柔らかいC5を履いたタイム。フェッテル+フェラーリは、中間の固さの黄色いC3で走行しており、トップとの0.6秒は、照準に入る差か。
ハミルトン+メルセデスが装着した“PROTO”は、将来的なテーマを盛り込んだテストタイヤであり、メルセデスのタイムが渋いのは、この辺りに理由があるかもしれない。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by PIRELLI