「マクラーレンはやる!!」ザック・ブラウン吠える!!
マクラーレンは、力が入っている。サイドルに続いて、チーム代表のザック・ブラウンが2020年への豊富を語った。ここでも、自信満々。WECのポルシェ・チームで実績のあるサイドルに比べて、もうひとつ“口だけ”に見えなくもないが、チーム全体への信頼と自信がみなぎっている。今年のマクラーレンは、いい感じに闘いを展開しそうだ。
「4位はチームの進化のたまもの」
「2019年シーズンに、2012年以来の最高の4位で終えられたことは、チームの真の功績で、明らかに私たちが望んでいた素晴らしい結果ですが、そこで終わるわけではありません。
2019年の成果は、ドライバー、トラックと工場のすべての男性と女性スタッフ、スポンサーとパートナー、そしてもちろん、ファンのおかげです。常に絶大なサポートを感じていました。すべてのエネルギーが私たちを前進させたと思います。
「2019年はすべてが変わった」
2019年には多くの変更が行われました。まず、2人の新しいドライバーです。彼らは、未来の世界チャンピオンを思わせる素晴らしい仕事をしてくれました。
5年目のF1となったカルロス(サインツ)は、速くて強い。一緒に仕事をする全員と素晴らしい関係を構築します。ランド(ノリス)は、イギリス人F1ドライバーで史上最年少で、素晴しい成熟を見せました。成熟した経験豊富なF1ドライバーのように闘いました。カルロスとランドは2020年もマクラーレンF1でレースを続けます」
「それぞれが素晴しい仕事をしてくれました」
2018年にチームの変更を開始しました。技術面では、ジェームス・キーと契約してテクニカル・ディレクターに迎え、いまは彼と彼のチームは、2020のマシン開発に注力しています。アンドレア・ステラは、ステップアップし、レースの週末にチームを統率しています。もちろん、新しいチームプリンシパルのアンドレアス・ザイドルの手腕も素晴らしく、レースチームに見事もリーダーシップを発揮しました。
セールス&マーケティングのマネージング・ディレクターのマーク・ウォーラーも、マーケティングチームを見事にリードしてきました。コカコーラ、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、デル・テクノロジーなどの素晴らしいパートナーが、チームに参加しています。
「今年と来年、何が起きるか見ていてください」
2020年と2021年には多くのことが起こるでしょう。2020年は、大きなルールがないので、私たちの目標は、ふんぞりかえらずに改善し続けることです。やるべきことはたくさんあります。昨シーズンは、トップから1.5秒以上離れていましたが、シリーズ終盤には10分の8に縮まっていましたが、まだまだ縮めなければならないギャップです。
2021年には、F1の最近の歴史の中で最大のリセットになり、エキサイティングだと思います。このスポーツをフォローするすべての人にとってね。2022年と2023年までは落ち着きませんね。トップに近づくほど、難易度は高くなりますが、マクラーレンのすべてのスタッフは、男性も女性もそれを受け入れています。
(その2に続く)
[STINGER]山口正己
Photo by McLaren