トロロッソ改めアルファ・タウリ発進!!
トロロッソが、チーム名を『スクーデリア・アルファ・タウリ』に名称変更するに当たって、新たなチームロゴを発表した。
元はと言えば、ラルフ・シューマッハのマネージャーとしてフォーミュラ・ニッポンを闘ったことで日本にもなじみが深いトストだが、おとなしそうな外見ににあわずバイタリティにあふれる活動で、一歩一歩階段を登っているイメージをさらに強くした。
2006年に、ミナルディを買い取ったレッドブルが、スクーデアリ・クロロッソとしてサテライト・チームを立ち上げ、そのマネージャとして呼ばれてF1との付き合いが始まった。トロロッソは、イタリア語で赤い牛、つまりレッドブルだ。
以後、2006年7月のアメリカGPで初代入賞、2007年10月の中国GPで表彰台寸前の4位、2008年には、セバスチャン・フェッテルを走らせ、9月のイタリアGPの優勝を含めて18戦中10戦で入賞。
以後、中堅チームとしてのポジションを確立し、2019年には、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーがそれぞれ表彰台を獲得する活躍でトロロッソ時代を終え、アルファ・タウリにつなげた。
2018年からホンダ・パワーを搭載するトストのアルファ・タウリが、ある意味で独自の道を歩き始める2020年に、どんな活躍をするか、楽しみが加速した。
[STINGER]山口正己
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA