ピレリ、2021年WRC用タイヤの開発を開始
F1とともに、WRCタイヤのサプライヤーとしておなじみのピレリは、“2021 GP Ice Rac”(上の写真)に向けてスパイクタイヤの開発を開始したことを、2月1~2日にオーストリアのツェル・アム・ゼーで行なわれた2020 GP Ice Raceの会場で発表した。
ピレリは、WRCがスタートした1973年からラリーに参画、181勝/世界チャンピオン25回を記録し、2008-2010年に続いて、2018 年のWRC2 とジュニア WRC にタイヤを供給を経て、2021-2024年のWRC単独タイヤサプライヤーとして復帰する。
P Zero は、かつて注目を集めたモンスターマシンのランチア・デルタ S4などのグループBスーパー4WD時代に誕生、技術コンセプトを完成させ、P Zero の名称が市販タイヤにも用いられた歴史を持っている。
ハンス・スタックJr.、ダニエル・アブト、ワルター・ロールなど、ドイツを代表するF1/FE/WRCドライバーや、マーク・ウェーバーが絶賛し、WRCカーからフォーミュラEまで参加するGP Ice Racの模様はこちら。
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photo by PIRRERI / AUDI