ホンダとの絶対の信頼関係–ホンダ・パワー搭載チーム代表の抱負
ホンダ・パワーを搭載するレッドブルとスクーデリア・アルファタウリの代表者は、それぞれ、テストを前にコメントした。
テスト初日の19日は、レッドブル・ホンダが91周と全チーム中最大周回数をこなし、アルファタウリ・ホンダは53周に留まったが、これは午前中にシェイクダウンにありがちなマイナートラブルがあったため。
◆フランツ・トスト・スクーデリア・アルファ・タウリ・チーム代表
「新生アルファタウリとしてのデビューイヤーの今シーズンは、Hondaと迎える3年目のシーズン。2017年にHondaと初めてのミーティングを持ったときから、我々の関係性は素晴らしいものでした。互いを信頼し、リスペクトするその姿勢は、年を経るごとに強固なものになっていると感じています」
「チームとして過去10年間で最高の成績となった昨シーズンも、Hondaの信頼性とパフォーマンスが重要なファクターになりました。このスポーツでは継続性 が非常に大きな意味を持ちます。パートナーシップ3年目となる今年は、Hondaとともにさらなる前進を果たすことができると考えています」
◆クリスチャン・ホーナー・アストンマーティン・レッドブル・レーシング・チーム対表
「パートナーシップ1年目の昨年、Hondaはシーズンを通してコンスタントにPUの改善を続け、パフォーマンスをどんどん力強いものにしていきました。2年目のシーズンへ向けたオフシーズンの彼らの仕事ぶりは非常に印象的で、RB16に合わせたPUを搭載するプロセスは、昨年よりもさらにスムーズでした。その精巧さは芸術品といっても過言ではありません」
「フェルスタッペンとアルボンの二人のドライバーは非常に高いモチベーションでシーズンに臨んでおり 、2019年をポジティブな形で終えたことでチームも新シーズンへの期待感を高くしています」
「Hondaは我々と同じく情熱的なレースチームですので、一緒にいい成績を残したときには彼らの中にあるレース屋としてのプライドを感じることができ ます。我々は同じゴールを描き、目標に向けてメルセデスとフェラーリに対してどれだけチャレンジしていくことができるのか、非常に楽しみにしています」
【STINGER】
photo by Honda