時差が味方!?–テスト1を終えたホンダ・パワー
3日間のテストが終わったが、テスト2が始まるまでの4日間は、それぞれのチームが多忙な時間を過ごしている。
レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリにパワーユニットを供給するホンダも、今頃、カタルーニャ・サーキットの現場、そしてさくら研究所、イギリスのミルトンキーンズ、さらにレッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの本拠地のそれぞれが、連携を取り合ってデータ解析と、シーズンを睨んだ2回目のテストに向けての対応に全神経を注いでいるずだ。
地球規模で動くF1だが、ヨーロッパと1万km離れた日本は、イギリスと9時間、スペインと8時間の時差があり、普通は時差が不利に働くと考えられる。しかし、むしろこうした場合は、“朝起きたら進展したデータが届く”ということで、有利にも働くという。
さくら研究所で今回も、浅木泰昭LPLさくらセンター長は、スタッフを労って、シュークリームを届けているのだろうか。
[STINGER]山口正己
photo by Honda /[STINGER]