ライコネン“お楽しみ”の歴史!!(1/3)
アルファ ロメオで2020シーズンもF1ドライブを継続するキミ・ライコネンは、2001年にフォーミュラ・フォードから、F3とF3000(現在のFIA-F2)を二段飛びしてF1に飛び乗り、男前のルックスも相まって注目を集めてから、F1生活を始めて20年になる。
1979年10月生まれの40歳は、現役ドライバー最年長でありながら、歳を感じさせないドライビングのキレで、20年前と変わらない。もちろん、20年間の経験で円熟味が増し、甘いマスクに加え、パパになって優しくなり、滅多に見せなかった笑顔が増えて、人気は維持したままだ。
F1デビューは2001年、スイスのザウバーに初めて乗ったのが開幕戦のオーストラリアGPだった。21歳という年齢は、今ならむしろ遅咲きの部類だが、フォーミュラ・ルノーで23レースを走っただけでいきなり乗ったF1で6位に入賞した。今でいえば、F4からいきなりF1といえば、その凄さが分かるだろう。
(2/3につづく)
【STINGER】from ALFAROMRO
photo by ALFAROMRO / Jiri Krenek/activepictures