もう、三味線は終わりだ!?–明日26日から合同テストpart2
F1合同テストパート2が26日から始まる。今回もpart1と同じく3日間の予定だが、明確に異なるのは、part1は出し惜しみ、もしくはライバルにポテンシャルを見せないための“三味線走行”だったのに対して、part2は、開幕戦に向けて最終調整のための“本気走り”になるところだ。
そうなると当然ペースも上がるはずだが、すでに去年、同じコースで行なわれたスペインGP予選でバルテリ・ボッタス+メルセデスが記録したポールポジションの1分15秒406に迫る1分15秒732をボッタス自信が記録している。
去年のスペインGPは5月12日、気温差が10度以上高く、タイム的には格段に有利になることを考えれば、2019年に比べて2020マシンがいかに速くなっていかが分かる。そのタイムが、さらに短縮されると予想できる。
“本気走り”がどこまでタイムを縮めるのか。すでに“三味線走行”は終わっている。
[STINGER]山口正己
photo by Circult Catarunia