フェラーリの安定+速さとガスリーのジャンプ!!–F1合同テストpart2-2日目
バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行なわれているF1合同テストpart2の2日目、フェッテル+フェラーリが安定した周回をこなし、唯一1分16秒台に入るタイム記録した。
フェッテル+フェラーリのタイムは、序盤に雨がコースを濡らした午前中に記録されたもの。スピンする場面もあったが、午後にはロングランもこなして、合計で145周を走破した。周回数は、最多のラティフィ+ウィリアムズの160周に次いで2番目。SF1000が、速さと安定性を兼ね備えていることを見せつけた。
ホンダ勢は、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、午後のセッション終了間際に、午前中の最後尾から一気にジャンプ、フェッテル+フェラーリに0.225秒差のタイムを記録し、2日目を締めた。
レッドブル・ホンダは、午前をマックス・フェルスタッペンが、午後をアレキサンダー・アルボンが担当したが、フェルスタッペンが9周、アルボンは61周を走ったが、スピンも喫したフェルスタッペンが5番手、アルボンがトップから1.5秒以上遅れて10番手だった。
レーシングポイントが、好調を維持してランス・ストロールがガスリーとの差4/100秒で3番手。ウィリアムズの新人ニコラス・ラティフィが、160周の最多ラップで4番手に並んだのも話題となった。
[STINGER]山口正己
photo by Honda