F1ドライバーの身長ランキングから見えてくるもの・その3
最近みんな身長デカくない???
(その2からつづく)
前回の記事で紹介したドライバーの身長を見比べてみた結果、以下のことが分かった。いよいよ開幕まで一週間と迫ったF1GP2020年シーズンを楽しむための一つの材料にしてみてはいかがだろうか?
【2020年のドライバーの身長を見比べた結果】
●全員の身長から平均を割り出してみると、約180cmと高めという結果になった。170cm台と180cm台が10人ずつで綺麗に分かれたことも面白い。
●ランド・ノリスとエステバン・オコンの身長差は16cmである。
●チームメイト同士の身長差が一番小さく、尚且つ低身長側に位置するのがメルセデスの二人で、その逆がウィリアムズの二人である。奇しくもそれぞれトップチームとテールエンダーと言われているチームだ。身長と成績が比例すると断言はできないが、速さと身長の関係も案外無視できないのかも。
●ちなみに全員を縦に並べると約35mになり、グリッドでいうと4グリッド強分、F1マシン5台分の長さに相当する。
2019年にはドライバー+シートの最低重量が80kgと設定されるなどの処置がとられ、ドライバーの身長差によるハンディが小さくなってきている。いつか、自身の身長で悩むドライバーもフェアに戦えるそんなスポーツになることを願いたい。
[STINGER]
Photo by Photo by Aston Martin Red Bull Racing