コロナ騒動へのフェッテルの困惑
オーストラリアGPのためにメルボルン入りしたスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・フェッテルは、木曜日の会見で、騒動の中にいることに困惑していた。
「公正な判断を下すのは非常に難しいけれど、他の多くのスポーツ競技会がキャンセルされることを聞いているので、なぜここにいるのかと質問されるのは、当然でしょう」
「運営組織のFIAを信頼し、彼らがすべての予防策を講じる必要があり、何が起こっているかをどれだけコントロールできるかということだと思う」と続け、「人々がさまざまな方法で対応している複雑な状況だ」と付け加えた。
「できる限り自分の状況をコントロールしようとする」と彼は言った。手洗いや、他人との接触について気をつけている、ということだ。
「握手についてよりリラックスしている人もいれば、そうではない人もいます。笑う人もいるけれど、それがどれほど深刻なのかわからない。フライトはキャンセルされずにここに来ました。自分の範囲内で注意して予防策を講じ泣ければならないけれど、答え非常に難しい質問がたくさんあります」
フェッテルは、グランプリドライバーズアソシエーションの3人のディレクターのうちの1人であり、F1内の主要な問題について集団的な立場を取っている。
F1のスタッフに陽性反応が出た場合、または誰かが死亡した場合にドライバーがレースを拒否するかどうかを尋ねられたフェッテルは、「ハンドブレーキを引きます」と当然の答えを返した。
F1とFIAは、イベントが進行するかどうかの最終協議を、オーストラリアGPの当局の助言に従っているとしている。
【F1-STINGER】
photo by FERRARI