ピンチをチャンスに!!–ザナルディからのメッセージ
BMWモータースポーツは公式ツイッターで、2001年のCART(現在のインディカー)のドイツ大会でのアクシデントを乗り越え、パラリンピックのハンドサイクル・ロードレースで金メダルを獲得、BMWのワークスドライバーに登りつめた不屈の男アレックス・ザナルディのメッセージを届けた。
日常を大きく変えなければならなくなったいま、それを受け入れるのが難しいことをボクはよく知っています。
難しい瞬間に直面したときが、ボクたちをより人間的に変化させる魅力的なチャレンジになると信じています。
お互いの距離を取り、このとても大きなチャレンジを乗り越えよう。
さぁ、我々にはできる!!
F1からアメリカのCARTに転身、2度のチャンピオンを奪った後に再びF1に復帰するも振るわず、追われるようにCARTに戻った2001年のアクシデントで両足を失う重傷を負った。手術後の昏睡状態から目覚めたときに、夫人から足を失ったことを聞かされたアレックスは、ニコリとして、“でも、君がいる”と言って、気丈に耐えていた愛妻を号泣させた。
【F1-STINGER】
photo by BMW MOTORSPORT