インディ500日程変更へのロジャー・ペンスキーのコメント
第104回インディ500のスケジュール変更に対して、新オーナーとして初の“the500”を迎えることになったチーム・ペンスキーの代表としてもおなじみのロジャー・ペンスキーが、延期のステイトメントの中でコメントを届けた。
苦渋の決断だったこととともに、延期されたスケジュールの中で、最善を尽くして史上最大のスペクタクルと呼ばれる“the500”の伝統を護ろうとする前向きなコメントは、以下の通り。
「インディアナポリス・モーター・スピードウェイの1カ月は、私のお気に入りの時期です。ファンのみなさんと同じく、インディアナポリス500のスケジュールを変更しなければならなかったことに失望しています」
「しかし、参加者と観客の健康と安全が、私たちの最優先事項であり、延期することは、私たちが直面している状況と制限の中での責任ある決定と信じています」
「今後数か月の間、お客様の体験をより深化させる方法を引き続き進めます。世界最大のレースとして、改善した施設とグローバルなスペクタクルで、ファンを歓迎できると確信しています」
また、ペンスキー・エンターテイメントのマーク・マイルズ社長兼CEOは、「メモリアルデーの週末は、インディアナポリス500のファンに、私たちの国の自由のために戦い、犠牲になった人々を称える機会を常に提供してきました」と語った。
「今年の8月には、COVID-19との戦いの最前線で活躍する医師、看護師を始め、国家警備隊のメンバーの貢献と勇気を称える、ユニークで強力な機会もありますが、この状況を乗り越えてきたファンの忍耐に感謝しています。この新しいスケジュールで、放送のカバレッジを最大化するためのNBCの素晴らしいパートナーシップと勤勉な仕事に感謝します。」とコメントした。
【F1-STINGER】
photo by INDYCAR