ロン・デニスのメッセージ
NHS(イギリスの国営医療サービス)に100万ポンドを寄付し、COVID-19と闘ういきリスの医療チームへのサポートを呼びかけたマクラーレンのロン・デニス元代表が、今回の行動に対して、コメントを届けた。
「NHSの最前線で闘うヒーローを支援すべくすべての個人と組織の多大な努力を称賛します。私たちは皆、一緒にいます」
「私は特に、ビジネスコミュニティとビジネスリーダーに対して、野心的な目標を達成するためにSalutetheNHS.orgをサポートすることを呼びかけています」。
デニスは、マクラーレンの経営を手放すに当たって、400億円の退職金に当たる報酬を得ている超セレブとして、窮地に積極的に援助をする姿勢を見せている。
デニスの取り組みと、呼吸装置の開発に協力している7つのF1チームの“プロジェクトピトレーン”に加えて、F1のタイヤサプライヤーであるピレリも、モータースポーツ・シーズンが閉ざされている間に、コロナ・ウイルスの救援活動を支援している。
「ピレリ社は、イタリアのコロナウイルスに深刻な影響を受けた地域に属するロンバルディア州ミラノに本社を置いています。にもかかわらず、彼らは、人工呼吸器、マスク、エプロンなどの重要な医療機器のコレクションに協力しています」。
F1チームのうち7チームの本拠地があるイギリスは、コロナ・パンデミックに対して、F1関係者が率先して対策に積極的な取り組みを見せているが、イギリスに限らず、イタリア、フランス、スペインなどでも、積極的な取り組みが見られ、引き続き、コロナとの戦いに挑んでいく姿勢を見せている。
【STINGER】
photo by PIRELLI