Juju、テストで2番手に1.3秒の大差!!
日本人最年少のフォーミュラ・レースドライバーJuju(野田樹潤)が、フル参戦を予定している欧州・デンマークの「F4 Danish Championship」参戦に向けた調整を順調にこなし、シェイクダウンを終えた4月17日には、本番車両のシェイクダウン完了テスト走行で、2番手に1.3秒の大差をつけるトップタイムを記録。パドボーグ・パークのF4コースレコードを0.2秒短縮した。
ヨーロッパでも猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID19)感染症の影響で、サーキットでのテスト走行が規制された中で、明るく振る舞い、中身の濃いテストを続けている。
5月9-10日の開幕戦の舞台となるパドボーグパーク・サーキットでの4月5日(日)のテスト走行では、雨の中でトップタイム。ドライコンディションの走行では、2番手に1.3秒の大差をつけて見せた。
野田樹潤のコメント
「世界中で厳しい状況が続いていますが、ヨーロッパでも出来る限り外出を避けたり、人の集まりをしないなど、自粛をして予防対策に努めています。目に見えない敵に不安ですが、皆さんくれぐれもお気をつけてください。陽性反応が出た方々には、1日でも早く回復される様ように心からお見舞い申し上げます」。
「デンマークF4レースの開幕は5月の予定です。現状は、スケジュールの変更はされていませんが予断は許されない状況だと思います。そんな中ですが、テストカーのカラーリングが完成しました。これまで通りT-POINT、MIKI HOUSEを主体とした鮮やかなカラーリングです。本番車両もほぼ同じカラーリングになる予定です」。
「立派なブランド名を背負ってレースに参戦させて頂けることに対して、感謝は勿論ですが、更なるステップでの成長と活躍を報告できるよう緊張感を持って走ります。やるべきことは前向きにしっかり行い、我慢すべき所や努力するべき所も手を抜かないことが大事だと思います」。
「4月5日(日)のテスト走行では、満足できるタイムを出すことができました。トップタイムを出せたことは素直に嬉しいですが、まだまだ目標は上にあります。本番は甘くないと覚悟してます。私自信とチームスタッフの少しづつ日々の積み重ねが成果として現れているのでモチベーションに繋がっています」。
「どんなことにも“負けても負けてもあきらめない”前向きに明るく前進することで、きっとレースにもCOVID-19(新型コロナウイルス)にも勝てると信じてます」。
【STINGER】
photo by NODA RACING