流石の歴史
◆創始者のブルース・マクラーレンが初めてF1GPに参戦したのが1966年。以来、フェラーリに次ぐ2番目の歴史を誇るマクラーレンF1チームには、錚々たるメンバーが名を連ねている。
◆そのうち、以下の人がワールドチャンピオンを奪っている。
*エマーソン・フィティパルディ 1974年
*ニキ・ラウダ 1984年
*アラン・プロスト 1985/1986/1989年
*アイルトン・セナ 1988/1990/1991年
*ミカ・ハッキネン 1998/1999年
*ルイス・ハミルトン 2008年
これだけのチャンピオンを送り出したマクラーレンは、まさに“ULTIMATE”(究極の)チームだ。
ちなみに、この写真に出てくるチャンピオンは、1981年にロン・デニスが、TAGポルシェを搭載するというニキ・ラウダの提案でマクラーレンを買収して以後のもの。いわば新制マクラーレンのドライバーたちだが、ロン・デニスからチームを引き継いだザック・ブラウンの想いの中には、マクラーレンでのチャンピオン経験者ではないフェルナンド・アロンソも入っている。
さてアロンソ、ブラウンの思惑通り、マクラーレンでF1のワールドチャンピオンになるのは、チームとしてもドライバーの“旬”からしても簡単ではなさそうという見方を一蹴できるのだろうか。
【STINGER】
Photo by McLaren