トヨタ・レーシングスクール休校
1995年に始まり25年年の実績を持つトヨタ・ガズー・レーシングのレーシング・スクールであるTGR-DC RSが、コロナ禍の影響で受講生の準備期間が不足していることに加え、コロナ禍が収束の方向とはいえ、関係者の安全と健康を優先して開催中止を決めた。
TGR-DC RSは、日本に留まらず、グローバルのトップカテゴリーで活躍出来るレーシングドライバーの発掘と、正しいドライビング教育を行ない、中嶋一貴、小林可夢偉を筆頭に、多くのトップドライバーを育て、モーターレーシングの拡大に寄与してきた。
TGR-DC RSを運営するTGR-DC事務局は、今年は休止となるが、未来を担う若手ドライバー支援の重要な位置づけとして、来年以降の開催を続ける意向。
■関谷正徳TGR-DC RS校長
TGR-DC RSを受講する為に準備されておりました皆様へ
「私の人生でも経験したことの無い、非常事態になっております。
将来を夢みる若いドライバー発掘と正しい運転方法をお伝えする目的で毎年開催しておりましたTGR-DC RSの開催を本年度は見送る決定を致しました」
「非常に残念ですが、準備期間が増えたと思って頂き、来年により成長した皆様に会えることを楽しみにしております」
【STINGER】
photo by TGR-DC