開幕に向けて“進化”するF1GP!!
F1マシン全車がサーキットに集うのは、2月28日の合同テスト以来。7月3日、オーストリアのレッドブル・リンクに、4カ月ぶりにパワーユニットの咆哮が戻ってくる。
この間、COVID-19の世界的流行で、多くのF1チームが本拠を構えるイギリスとイタリアが打撃を受け、操業停止期間もあったが、各チームは現在、開幕に向けてフルスロットルで停止期間のリカバリーを図っている。
メーカー系列のマシンは、メルセデスがシルバーストンで、フェラーリがムジェロで、そしてルノーがレッドブル・リンクですでに開幕のオーストリアGPに備えたテスト走行行なっている。
レーシングポイントは、メルセデスの2019年マシンのコピーであるとの指摘を受け、改善作業を行なっているといわれ、フェラーリは、ギヤボックスとパワーユニットの進化型を投入するとの情報もある。
詳細はまだ見えないが、コロナ禍を乗り越えたF1GPは、また一段強くなって戻ってくる流れだ。
[STINGER]山口正己
photo by RENAULT