バーチャル・ルマンを観たファンは実に6300万人!!
6月13日-14日に、初のバーチャル・レースとして行なわれた『バーチャル・ルマン24時間レース』は、テレビ、デジタルプラットホームでの視聴総計で6300万人以上が記録され、eスポーツのモータースポーツの視聴者数の記録を大きく更新した。
このレースには、世界の37カ国から200人のドライバーが170台のシミュレーターで参加、30台のLMPと20台のGTEの計50台が、本来なら同日に行なわれる予定だった伝説のルマン24時間の日程で熱戦を展開した。
コロナ・ウィルスの影響で、第88回ルマン24時間は、9月19日-20日に延期になり、7月までレースが開催されない状況となったが、世界中の最高のプロドライバーとシムレーサーのエリートを集めた。
レースの総合優勝は、レベリオン・ウイリアムスEスポーツで、GTEクラスではポルシェEスポーツ・チームが栄冠を手にした。
視聴者の総計は1400万人と集計され、57カ国で25時間に渡り、ユーロスポーツ、ESPN、スカイスポーツ、Jスポーツなどの国際的なテレビ局での放送を楽しんだ。ソーシャルメディアでのインプレッションが総計4900万となり、これまでの選手権での記録を大幅に更新した。
ピエール・フィヨンACO会長
「第一回目のバーチャル・ルマン24時間は、ルマンの名前にふさわしく、情熱と感動や緊張と、毎年6月のリアルなルマンの魔術を体現しました。このイベントを可能にした、全てのチームと関係者にお祝いの言葉を伝えたいと思います」
【STINGER】
photo by ACO