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「2020年用は別物」。アビデブール豪語!!

さて、どんな違いを見せるのか。

ルノーF1チームのセリル・アビデブール・チーム代表は、「2020シーズン用のRS20が、テストと開幕戦のモデルと別物のように見える」、とコメントした。

これは、当初4月3日に予定されていた第3戦用に計画されていたアップデイト入れたマシンになるため、という。

アビテブールは、「私たちは休暇中にいくつかの厳しい決定を下し、それを実現する」と相変わらずの強気のコメントだ。

「黒の塗装は同じでも、RS20は、2月のシーズン開幕直前テストで走ったものと大きく異なります。そして、ダニエル・リカルドとエステバン・オコンは、新たなシーズン開幕戦に向けて会場のレッドブル・リングを走っています。これも我々の利点だけれど、先週のテストは、規制のために2018型での走行に時間を取られ、オコンは大きく改良されたRS20の慣熟に務めました」

「改善のための作業は、コロナ禍で工場が閉鎖される前に行われました」

アビデブールは、これまでビッグ・マウスが常だったが、ここは“新しいRS20”に期待しておきたい。というのは、2年ぶりにF1GPに戻るエスティバン・オコンが、「シリル(アビデベール)が言ったように、クルマは明らかに、オーストラリアで使うことになっていたものとは違います」と言っているからだ。

ダニエル・リカルドも、「2018年と2020年のルノーをテストして、チームがどれだけ進歩したかがわかった」と太鼓判を押し、こう続けた。

「来週の金曜日が楽しみです。データを収集して、我々がどこで改善したか、そしてマシンをどう感じられるか、スピードを取り戻した2020年のマシンが非常に異なるものになるはずです」

2018年のコンストラクターズランキング4位から2019年は、マクラーレンに先を越されて5位でシーズンを終えた。2021年にリカルドがそのマクラーレンに移籍するのは皮肉な話だが、リカルドは今年、ルノーのために全力を尽くすのは、当然のことだ。

【STINGER】
photo by RENAULT

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