ホンダ陣営のハンガリーGP予選
F1GP第3戦ホンダ・パワーの4人は、いつになく苦戦を強いられた。最高位のマックス・フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが7番手。抜き難いハンガロリンクで、難しいレースを強いられている。
マックス・フェルスタッペン/アストンマーチン・レッドブル・ホンダ
FP3: 6th/Q1: 1’15.495/Q2: 1’14.976/Q3: 1’14.849(7位)
「当然ながら予選結果にみんながっかりしてます。明確な理由は分からないけれど、昨年は非常によかったけれどマシンのバランスに苦しんで難しい週末になっています」
「いろいろな部分を変えているので原因をつかむのが難しいです。特にセクター2を中心にマシンのバランスのよさが求められるけれど、オーバーステアとアンダーステアが交互に出て、まとまっている とは言えない状況です。追い越しが簡単ではないコースだけけれど、レースをあきらめていないし、ベストを尽くします」
「7番グリッドなので、トラブルを避けながらスタートしてできるたぎりのポイン トを集めたいと思います。いつもの通りベストを尽くし、チャレンジを続けていきます」
アレクサンダー・アルボン/アストンマーチン・レッドブル・ホンダ
FP3: 12位/Q1: 1’15.722/Q2: 1’15.715(13位)
「今日は語れることはあまりありません。望んでいた結果が出せずにフラストレーションがたまっているので、一度落ち着いて切り替えていく必要があります」
「いいタイムを出せませんでしたが、プラン通りにいかないことが多くありまし た。予選よりもFP3のほうがマシンの感触はよかったし、Q2ではトラフィックにつかまってしまい、全体的に厳しい一日でした」
「オーバーテイクは簡単ではないので、明日のレースで大幅にポジションを上げるには、雨が必要になるかもしれません」
ピエール・ガスリー/スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP3: 9位/Q1: 1’15.767/Q2: 1’15.508(10位)
「今季2回目のQ3進出はうれしいですが、今週末はトラブルが出て、Q2の2回目のアタックとQ3に影響が出たのは残念だったけれど、チームが対処してくれるので、明日は問題が解決されているはずです」
「パフォーマンス面で言えば、昨日はほ とんど走行できなかったのに、予選で全力を出しきれたことに満足しています。厳しい戦いでしたが、最終的にはきちんとタイムを出せて、マシンの感触もよかったので、明日のレースでもうまくいくことを願っています」
ダニール・クビアト/スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
FP3: 17位/Q1: 1’16.204(17位)
「厳しいレースウイークになっています。セットアップとマシンバランスに苦戦していて、タイヤをうまく機能させられていません。マシンがしっくりきていないので、どの方向性にすべきか、エンジニアとともに見極めていかなければなりませんが、一周のアタックでは苦しいけれど、レースでのペースは引き出していけると思うので、明日を楽しみにしています」
【STINGER】
photo by Honda