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たった1日、ヒュルケンベルグの離れ業!!

 

レーシングポイントのオットマー代表がヒュルケンベルグに電話をしたのは、イギリスGPセッション開始の金曜日の前日木曜日だった。「そこから、目が回るような忙しさだったよ」とヒュルケンベルグは肩をすぼめた。

週末には、テレビでF1の解説をするはずだったし、日曜日には、ニュルブルクリンクでGT4マシンのテストをする予定もあった。レーシングスーツへヘルメットを速攻で準備するだけでなく、それらのリスケや契約違反の対応もこなさなければならなかった。

これまで、ウィリアムズ、ザウバー、レーシングポイントの前身のフォースインディア、そしてルノーでF1GPをたたかったヒュルケンベルグに取って、多分過去最高のマシンになるはずのレーシングポイントRP20のステアリングを握るチャンスなら、全力で準備に当たったのはいうまでもなかった。

エスティバン・グティエレスでもなく、ストフェル・ヴァンドーンでもなく、ヒュルケンベルグが選ばれたのは、フォースインディア時代に都合4年間をチームで凄し、多くのスタッフ既知だったこともあるが、なにより、去年までルノーで現役だったことが決め手になった。そして、ヒュルケンベルグは、イギリスGP初日に見事にその期待に応えた。

超高速でドライバーの腕前が試されるシルバーストン。1時間にも満たないシミモレーターと、1時間半のフリー走行1で9番手、さらに1時間半の“練習”でF1の感覚を取り戻したヒュルケンベルグは、RP20の素性の良さに感激しつつ、闘えることを証明した。

レーシングポイントのガレージが、シルバーストン・サーキットの直ぐ前にあったのもラッキーだったかもしれない。電話を切ったヒュルケンベルグは、身支度を整えるとすぐさま飛行機に飛び乗ってドイツからイギリスに飛んだ。

ヒュルケンベルグは、単に、メルセデスに次ぐポテンシャルを持つレーシングポイントRP20に乗れたことを喜ぶことではない。次の狙いは、ドライバーの腕が試される超高速のシルバーストン・サーキットで行なわれるイギリスGPで表彰台に立つことだ。ヒュルケンベルグは人生をかけて今週末を闘う。

[STINGER]山口正己
photo by RACING POINT

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