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ハミルトン、薄氷の91回目ポールポジション!!

Q2まではボッタスが前にいた。

F1GP第4戦イギリスGP予選は、23度と金曜日の灼熱から趣を換えたシルバーストンで行なわれ、金曜日に高い気温に翻弄されて存在感を薄くしていたメルセデス勢が、低い気温を見方につけて息を吹き返した。

地元イギリスの高速シルバーストンを得意とするルイス・ハミルトンは、Q2でスピンを喫するきわどい場面を見せながら、3番手のフェルスタッペンのレッドブル・ホンダを1秒以上突き放して91回目のポールポジションを決めた。

ただし、楽な展開ではなく、「風が強くて、まるで皿の上で転がされているような感じでコントロールが難しかった。予選はどんどん自信をつけていかなければならないのに、スピンで自信を失いかけていた。けれど、チームのおかげでなんとか立て直した。チームを誇りに思う」とコメント。感慨深いポールポジションは、チームメイトのボッタスと、0.138秒の僅差だった。

2位に甘んじたボッタスは、「Q3でまとめようと思ったけれど、ルイスがいい仕事してポールを取らてがっかり。でも、ロングランのパブーマンスはいいことがわかっている。去年ルイスに勝たれてしまったので、今年は巻き返したいね」とレースでの挽回を誓った。

「予選の始めは彼らが速かった」と、3番手のレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。彼らとはもちろんメルセデスのことだが、「まぁ、3番手になれてよかった。彼らと戦って僅差にしたいね。クルマが風に敏感なので、風が強いシルバーストンは、風によって違うクルマになるんだ。今日の方が楽しかったけど、センシティブだったので、タイムを出すのは楽ではなかった」と、レースでの違う展開に期待を寄せた。

4番手以下の争いも、フェラーリ、レーシングポイント、マクラーレン、ルノーが緊迫したタイム合戦が白熱化、混戦を抜け出したシャルル・ルクレール+フェラーリが、以下を引き連れた。

アルファタウリ・ホンダは二人ともQ2に進出、ビエール・ガスリーが11番手、ダニール・クビアトが14番グリッドから明日のレースをスタートする。

2020F1GP第4戦イギリスGP予選結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
4. ルクレール+フェラーリ
5. ノリス+マクラーレン
6. ストロール+レーシングポイント
7. サインツ+マクラーレン
8. リカルド+ルノ
9. オコン+ルノ
10. フェッテル+フェラーリ
—-以下、Q2でノックアウト
11. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
12. アルボン+レッドブル・ホンダ
13. ヒュルケンベルグ+レーシングポイント
14. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
15. ラッセル+ウィリアムズ
—-以下、Q1でノックアウト
16. マグヌッセン+ハース
17. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
18. ライコネン+アルファロメオ
19. グロジャン+ハース
20. ラティフィ+ウィリアム

予選結果詳細

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F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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