フェッテル「中団の塊の中では、小さな変更が順位を左右する」
セバスチャン・フェッテルは、2週連続のシルバーストンの1戦目を振り返り、今週末のF170周年記念シGPに照準を合せた。
「先週とまったく違うレースを期待できるとは思わないけれど、拮抗した中団グループでは、ちょっとした改善でも結果を変えることができるんだ」
フェッテルが言いたいのは、中団の闘いが熾烈であるということと、だからこそ、ちょっとしたことでもポジションが変わる、ということ。
先週のシルバーストン1戦目では、チームメイトのシャルル・ルクレールが3位表彰台だったのに対して、10番手と厳しい結果に甘んじた。今週末は、違う結果を見ているフェッテル。4度のワールドチャンピオンが、レッドブルが速かったから、といわせないためのレースが期待されている。
今年のルクレールとの対戦は、予選が2戦2勝、レースが1勝2敗1リタイアと、五分の勝負。高速シルバーストンでは、分の悪い戦いになっている。高速シルバーストンの2戦目のフェッテル、どう走る!?
[STINGER]山口正己
photo by SEBASTIAN VETTEL