ホンダ陣営のスペインインGP予選–by田辺TD
15日に行なわれたスペインGPの予選で、ホンダのPUを搭載した4台は、うち3台がトップ10グリッドからの決勝レースのスタートを決めた。
アストンマーチン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、カタルニア・サーキットでの自身ベスト・グリッドの3番手からのスタートする。
金曜日に続いて気温が高い中で始まった予選のQ1では、4台ともQ2に進出。ダニール・クビアトは、0.026秒差でQ2で敗退したが、他の3台はQ3に進出。クビアトはタイヤ選択ができる12番手から、トップ10圏内の3台はソフト・タイヤで決勝をスタートすることになった。
Q3の最初のスティントで、フェルスタッペンはメルセデス2台に次ぐ3番手。アレクサンダー・アルボンが8番手、ピエール・ガスリーは10番手。
タイムが非常に拮抗したQ3だったが、2回目のアタックでタイムを伸ばせなかったフェルスタッペンは3番手に決まり、最終ラップで タイムを伸ばしたアルボンは6番手にポジションを上げた。アルボンから0.1秒遅れのガスリーが10番手となった。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカル・ディレクター
「今日の予選は、ホンダのPUを使用する4台のうち3台がQ3進出と、我々にとってまずまずの結果になりました」
「アストンマーチン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペンは、今日も力強い走りを見せて、カタルーニャ・サーキットでの彼のベストリザルトの3番グリッドを獲得しました」
「チームメイトのアルボン、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーも、安定した走りを見せてて6番手でQ3に進み、期待が持てる10番手グリッドと期待ができるグリッドを決めました」
「12番手のクビアト選手は、僅差でQ3進出を逃し、明日はポイント獲得可能な位置から新しいタイ ヤでのスタートになるので、他の3台とともに入賞を果たしてくれればと考えています」
「両チームともロングランでいい手ごたえを感じています。日曜日もここ2日と同様に気温が上がりそうな予報が出ているので、これまで蓄積したデータを解析して決勝に臨みます」
【STINGER】
photo by Honda