琢磨インディ500で2度目の牛乳!!
23日に決勝レースを行なった第104回インディ500で、佐藤琢磨が2017年に続く2勝目を記録し、ウィニングサークルでインディ500恒例の牛乳を飲んだ。
琢磨にとってインディ500参戦11戦にしての2勝目となった。
「燃料をセーブしてリーンミクスチャーを心がけ、ディクソンが近づいてきた時は、燃料を使って走りました。ディクソンの方が燃費がタイトだとわかっていました」
「また勝ててうれしいです。パナソニックの応援があり、HPDが頑張ってくれて、より大きいパワーを与えてくれたことに対して言葉が見つかりません」
「メガスポーツのインディ500に勝って、大震災に遇った方々にエナジーを与えられたらいいなと思いました」
琢磨は、最後のピットインでウィングを寝かせて、前に出れば抜かれない自信があったはず。燃料消費を抑える走法は折り紙付きの琢磨の巧さが光るレースだった。
アレックス・パロウは、200周レースの122周目に8番手にいながらクラッシュしてレースを終えた。
「いいクルマを創ってくれたみんなや、日本から応援してくれたファンに申し訳ないレースでしたが、初めての参加でたくさんのことを学んだので、次はもっとうまくやります。引き続きの応援を、よろしくお願いします」
世界三大レース制覇を目指すフェルナンド・アロンソは、上位に顔を出すことなく21位でゴール、悲願達成は見送りになった。
【STINGER】
photo by Honda