ハミルトン鉄壁、ガスリー才能発揮!!
2020F1GP第7戦ベルギーGPは、ここでもメルセデスが1-2を占めたが、中身の濃いレースだった。
ハミルトン+メルセデスが89勝目、ミハエル・シューマッハの91勝まであと2勝と迫るレースは、実は楽なレースではなかった。
「終盤、シルバーストンみたいになったらどうしようと思ってどきどきした」
終盤の数周は、シルバーストンの最終ラップでのタイヤ・バーストに怯えながら、ハミルトンはペースを大きく落としてタイヤを護りきった。
「スタートがすべてでした。うまくできました。35歳、もうすぐ36歳ですけど、今日はうまくいきました」
「チームのみんなが、どこを改善できるかを常に考えていてくれる。チームに感謝しいてます。本当にみなさんありがとう」
王者は、感謝を忘れず、ますますチームの結束は強くなっていく。
中団では、ルノーが躍進、リカルド+ルノとオコン+ルノが4-5位に躍進した。13番手と14番手という屈辱の後方からスタートしたフェラーリの二人を中心に、中団グループの戦いは、見応えがあった。
中でも、12番手スタートのガスリー+アルファタウリ・ホンダが1台、また1台とオーバーテイクを展開してドライバーズof the dayを贈られる素晴らしいドライビングで巧さを印象付けた。
次はフェラーリのお膝元のアウトドロモ・モンツァ。のしかかるプレッシャーに赤い馬がどう対応するのか。そしてホンダ・パワーがどう炸裂するのか、F1GPは、興味を加速して3連戦に突入した。
◆2020F1GP第7戦ベルギーGP結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
4. リカルド+ルノ
5. アルボン+レッドブル・ホンダ
6. オコン+ルノ
7. ノリス+マクラーレン
8. ストロール+レーシングポイント
9. ペレス+レーシングポイント
10. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
11. クビアトがガスリー
12. ライコネン+アルファロメオ
13. フェッテル+フェラーリ
14. グロジャン+ハース
15. ルクレール+フェラーリ
16. ラティフィ+ウィリアム
17. マグヌッセン+ハース
—-以下、リタイア
18. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
19. ラッセル+ウィリアムズ
20.サインツ+マクラーレン
※結果詳細
https://f1-stinger2.com/f1_data/20200828stgreifp105
[STINGER]山口正己
photo by ALPHATAURI