イタリアGPでガスリー歓喜の初優勝!!
9月6日に行なわれたイタリアGPで、ピエール・ガスリーのアルファタウリ・ホンダが優勝。1950年に始まったF1GPで109人目のウィナーとなった。
イタリアGPは、1951年の第一回から、今年で70回目の記念レース。さらには、フェラーリの1000レース目でもあり、一方で、レジェンド・チームのウィリアムズが最後の舞台となる記憶に残るグランプリだったが、ガスリーの初優勝で、さらに記憶に深く刻まれることになった。
セフティカーと赤旗でレースは荒れ、さらにトップを快走していたメルセデスのルイス・ハミルトンが、セフティカー導入の際のピットインのタイミングにピットストップと10秒停止のペナルティが課せられ、大きく後退。12番手に落ちたハミルトンは、ハイペースで追い上げたが、6位まで挽回するのがやっとだった。
レースは、セフティカーが二度入る荒れた展開になったが、そのセフティカーの原因となった高速のレズモ・コーナーでのシャルル・ルクレールのフェラーリによるクラッシュは、一瞬、キモを冷やす激しさだった。
フェラーリは、すでに3周目にセバスチャン・フェテルがマシントラブルでリタイアしており、フェラーリにとっての天王山のイタリアGPで最悪の結末となった。
2020F1GP第8戦イタリアGP結果
1. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
2. サインツ+マクラーレン
3. ストロール+レーシングポイント
4. ノリス+マクラーレン
5. ボッタス+メルセデス
6. リカルド+ルノ
7. ハミルトン+メルセデス
8. オコン+ルノ
9. クビアトアルファタウリ・ホンダ
10. ペレス+レーシングポイント
11. ラティフィ+ウィリアム
12. グロジャン+ハース
13. ライコネン+アルファロメオコネン
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. アルボン+レッドブル・ホンダ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
—-以下、リタイア
17. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
18. ルクレール+フェラーリ
19. マグヌッセン+ハース
20.フェッテル+フェラーリ
[STINGER]山口正己
photo by AGASLY