トスカーナGP予選–最前列メルセデスと2列目のレッドブル・ホンダ
1kmを超えるストレートと、中高速のS字が連続する丘陵地帯のコース。フェラーリのお膝元のムジェロ・サーキットで初めて行なわれるF1GP。高速コースのトスカーナGPの予選は、僅差の闘いになった。
メルセデスがフロントローに並び、レッドブル・ホンダが2列目を占めた。週末の流れから、絶不調を囲っていたフェラーリのシャルル・ルクレールが5番手に着けたのは予想外だった。フェラーリの僚友セバスチャン・フェッテルは、かろうじてQ1は通過したが14番手から抜きにくいムジェロのレースをスタートする。
予想外で言えば、前戦のイタリアGPで優勝し、フリー走行3で5番手タイムを記録して好調をアピールしていたピエール・ガスリー+スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのQ1敗退は、本人含め、誰も想像できない“異変”になった。ガスリーは、自身のフリー走行3でのタイムに届かず、僅か0.05秒差でQ1ノックアウト、「クルマが速いことはわかっているので、明日には追い上げてポイントを狙います」とコメントした。
トスカーナGP予選結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. ペレス+レーシングポイント
7. ストロール+レーシングポイント
8. リカルド+ルノー
9. サインツ+マクラーレン
10. オコン+ルノー
—-以下、Q2ノックアウト
11. ノリス+マクラーレン
12. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
13. ライコネン+アルファロメオ
14. フェッテル+フェラーリ
15. グロジャン+ハース
—-以下Q1ノックアウト
16. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
17. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
18. ラッセル+ウィリアムズ
19. ラティフィ+ウィリアムズ
20. マグヌッセン+ハース
【STINGER】
photo by MERCEDES