世界一過酷なレースを連覇した村田久武WECチーム代表のルマン
F1のモナコ、インディカーのインディと並んで500世界三大レースと称されるルマン。世界一豪奢なモナコ、世界一勝つのが難しいインディ、そし手世界一過酷なルマンを3連覇したTOYOTA GAZOO Racingの村田久武TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表のコメント。
「ル・マン24時間レースへの挑戦というのは、真の耐久性が求められる実に困難なものであると、今回改めて実感しました」
「我々は、TS050 HYBRIDでル・マンを3連覇するという夢に向かって確固たる決意をもってレースにのぞみ、序盤で8号車に降りかかった逆境も、チームワークで乗り越えました。チーム全員が、素晴らしい仕事をしてくれました」
「しかしながら、我々は1-2フィニッシュを狙っていたのもまた事実です。素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた7号車のドライバー、メカニック、エンジニアには本当に申し訳なく思います」
「我々は一つのチームです。彼らの悔しさは、チーム全員の悔しさでもあります。我々が今年のル・マンで経験した嬉しいこと、悲しいことをファンの皆様に現場で直接分かち合うことはできませんでしたが、来年は直接お会いすることができることを願っています」
「レベリオンの皆様、準優勝おめでとうございます。何度もプッシュされました。本当に尊敬すべきチームです。また、このような世界的な困難な状況にありながらも、我々にル・マンに挑戦する機会を与えてくださったACOにも感謝しています」
【STINGER】
photo by WEC