ポルトガルGP初日は、何も見えずに終わった!!
F1GP第12戦ポルトガルGP初日、11時からのフリー走行1に続いて午後3時から行なわれたフリー走行2は、赤旗2回の大荒れとなり、ここで見えるはずの勢力図は、ほぼ見えないままで初日が終わった。
アルガルベという初めての舞台。コースが他とは一線を画する変わったシチュエーション。アップダウンとコーナーがうまくデザインされ、微妙に先が見えないドライバー泣かせのレイアウトになっている。
安全性は高く、スピンしてもバリアに当たることはほとんどない。セフティカーティゾーンは、砂利を敷きつめたグラベルで、リスクが小さいことから、ドライバーは果敢なチャレンジをしたくなり、結果としてスピンが続出した。
フェッテル+フェラーリも、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダも、ペレス+レーシングポイントもストロール+レーシングポイントも、サインツ+マクラーレン、ラティフィ+ウィリアムズも、挑戦したくなるコースの特徴がよく現れたフリー走行2だった。
さらに、最初の30分を2021年タイヤのテストに割かれたことで、実質、走れたのは30分程度。結果として、チームの勢力図や、ドライバーの優劣がタイムに現れることなく、1時間半のセッションが終わった。
フリー走行2結果
1. ボッタス+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ノリス+マクラーレン
4. ルクレール+フェラーリ
5. サインツ+マクラーレン
6. フェッテル+フェラーリ
7. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
8. ハミルトン+メルセデス
9. オコン+ルノー
10. アルボン+レッドブル・ホンダ
11. ラッセル+ウィリアムズ
12. ペレス+レーシングポイント
13. リカルド+ルノー
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. マグヌッセン+ハース
17. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
18. グロジャン+ハース
19. ストロール+レーシングポイント
20. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES