ガスリー、2021年もスクーデリア・アルファタウリ・ホンダで
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが2021年もチームのために走ることを28日に発表した。
このニュースをどう捉えるべきか。【STINGER】は、ガスリーがレッドブル・レーシングへの復帰を切望していて、ここ数戦の内容から、復帰の可能性が高まったことを喜ぶコメントをみて、半分そのとおり、半分、どうなのか、と思っていた。
レッドブルという優勝を争えるチームは確かに魅力的だが、ガスリーのキャラクターとしては、このままスクーデリア・アルファタウリ・ホンダでの闘いを継続してほしいと考えた。
ガスリーとしては、すでにポテンシャルが高く評価されているマックス・フェルスタッペンと比較して自分のポテンシャルを証明したところだろうが、非力なスクーデリア・アルファタウリで前戦のアイフェルGPのような活躍(14位からスタートして5位入賞)の方が、ポテンシャルを認知させる方法としアリと考えるからだ。
いずれにしても歴史は、振り返って真実が分かるもの。ピエール・ガスリーの2021年がどう展開するのか、楽しみに待ちたい。
[STINGER]山口正己
Photo by Red Bull Toro Rosso HONDA