F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集

F1/モータースポーツ深堀サイト:山口正己責任編集 F1 STINGER 【スティンガー】 > F1ニュース >   ハミルトン、第13戦のイモラも最終ラップに最速を記録する別格相撲!!

F1ニュース F1の動向が一目でわかる新着ニュースや最新トピックを随時更新。

ハミルトン、第13戦のイモラも最終ラップに最速を記録する別格相撲!!

憎たらしいほどの強さ。

2020F1GP第13戦、24年ぶりにフェラーリのお膝元のイモラ・オートドロモで行なわれたエミリア・ロマーニャGPは、メルセデスの強さはいまさら繰り返すまでもないが、ハミルトン・パターン、“最後に本気を出してトップを掠め取る”やり方で93勝目。

予選もそうだったが、週末ずっとバルテリ・ボッタスのリードで進みながら、最後にサラッとハミルトンが油揚げをさらっていく。レースもその流れで進み、63周レースの10周ほどを残したところで二度目のヴァーチャルセフティカーが出されたタイミングで、ハミルトンはピットイン、ソフトタイヤに履き替えた。ボッタスも同じタイミングでソフトタイヤに交換したが、最終ラップにハミルトンは、1分15秒484というファステストラップを記録、同じ1分15秒台は0.5秒ほど後ろのボッタスだけで、3番手のリカルド+ルノーは1分18秒台の文字どおりの別格。ハミルトンは、計算通りに仕上げ、レースの最後まで安定して速いことを誇示した。

残念だったのは、メルセデスの2台とフェルスタッペン+レッドブル・ホンダに次ぐ4番手に着けていたピエール・ガスリーのスクーデリア・アルファタウリ・ホンダが、水圧低下でリタイア第一号になったこと。

また、序盤をガスリーの前の3番手を走り、終盤にボッタス+メルセデスのミスを見逃さずにパスして2番手を走行中だったフェルスタッペン+レッドブル・ホンダは、コーナーをオーバースピードではみ出してヴァーチャルセフティカーの原因を創ってリタイアを喫した。

序盤は4台ともトップ10を走行していたホンダ勢では、レッドブル・ホンダのアレキサンダー・アルボンも、バイブレーションをピットに報告した直後にズルズルと抜かれて15位完走。4台のうちでスクーデリア・アルファタウリのダニール・クビアトだけが無事に完走し、表彰台まであと一歩の4番手でゴールした。

フェラーリのお膝元のイモラでのレースだったが、フェラーリは、シャルル・ルクレールが5位とまずまず、セバスチャン・フェッテルは13番手と、相変わらずの渋いレースとなった。

次のレースは、イスタンブールのイスタンブール・パークで行なわれるトルコGP。11月13日-15日に予定されている。

2020F1GP第13戦結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. リカルド+ルノー
4. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. ペレス+レーシングポイント
7. サインツ+マクラーレン
8. ノリス+マクラーレン
9. ライコネン+アルファロメオ
10. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
11. ラティフィ+ウィリアムズ
12. グロジャン+ハース
13. フェッテル+フェラーリ
14. ストロール+レーシングポイント
15. アルボン+レッドブル・ホンダ
—-以下、リタイア
ラッセル+ウィリアムズ
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
マグヌッセン+ハース
オコン+ルノー
ガスリー+アルファタウリ・ホンダ

[STINGER]山口正己
photo by MERCEDES

記事が役に立ったなと思ったらシェアを!

F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

PARTNER
[協賛・協力企業]

  • CLOVER