レッドブル・レーシングの300戦目、節目のGPにヤル気マックス!!
2020F1GP第14戦トルコGPに向けて、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがヤル気だ。
理由はいくつもある。まず、次のトルコGPが、所属するレッドブル・レーシングがF1GP300戦目の記念レースであること。
「Red Bull Racingはここで300戦目を迎えますが、これはチームの素晴らしい節目です。また、ボクのフロントエンド担当メカニックであるオーレと、ストラテジストのウィルが、参戦当初からチームにいるというのもすごいことです。オーレとクリスチャン(ホーナ ー代表)が一度も欠場していないのも信じられません。16年以上もです!」
そして、トルコの首都イスタンブールも魅力的だ。
「新たなサーキットへ行くのがとても楽しみです。今季はこうしたサーキットがシーズンをよりエキサイティングなものにしています。ボクはイスタンブール・パークは初めてです。ほかにも行ったことのないドライバーが何人いるのかは 分からないけれど、経験のあるドライバーがいたとしても、かなり前のことなので、大きなアドバンテージにはならないと思います。地元の料理を食べるのも楽しみで、ケバブはなかなか美味しいと聞いています!」
もちろん、サーキットの特徴も、フェルスタッペンのハートを捉えている。
「ここはかなりの高速サーキットで、シミュレーターでは一周すべてがとても楽しめました。オーバーテイクもできそうです。ストレートが多くコーナーの幅も広いので、さまざまなラインを取ることができて面白いはずです。とはいえ、たくさんオー バーテイクが必要な状況にはならないことを願っています(笑)」
そして、前戦を振り返った。
「イモラのレースはうまくいかなかったけれど、起きてしまったことはしょうがないし、ボクらが結果を変えるためにできることはなかったからね。最終戦まで、できるだけメルセデス勢に近づいてプッシュできるように挑み続けます」
チームへの信頼も、強烈にフェルスタッペンの自信の後ろ楯になっている。
「ピットクルーはシーズンを通じて最高の仕事をしてくれていますし、それがレースでのアドバンテージにもなっています。ここまでボクらは全レースで最速ピットストップを獲得していると思いますが、とても素晴らしいことです」
【STINGER】
photo by REDBULL