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上出来のホンダ陣営のトルコGP初日

13日に、イスタンブール・パークで、20200F1GP第14戦トルコGPのフリー走行1と2が行なわれ、ホンダ陣営は上場の滑り出しを見せた。

2011年以来の開催となったトルコGPだが、今回に備えてコースが舗装し直されたが、開始前に清掃のために水が撒かれたことで、特にフリー走行1は強烈に滑りやすいコンディションでのセッションになった。

アストンマーチン・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにとって、チャレンジングなレースウイークの幕開けとなったものの、マックス・フェルスタッペンが2セッションともトップタイムを記録し、幸先のよいスタートとなった。

フェルスタッペンが「氷の上で走っているようだ」と表現したFP1では、セッションを通して状況が改善されることはなく、セッション終了時のタイムは、スリックタイヤでの走行だったのにも関わらず、レースウイーク前に想定されていた タイムより15秒も遅いことになったが、ホンダ勢は、タイムシートの上位に並んだ。

レッドブル・レーシングは、このレースで通算300回目のGP参戦の初日で1-2を独占。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが4番手、ダニール・クビアトが6番手と好調な滑り出しを見せた。

FP2ではラバーが乗り始め、コンディションが劇的に好転、ソフトコンパウンドでの走行では約7秒近いタイムアップが実現、アルボンが幾度かトップタイムをマークしながら進んだFP2は、最後はフェルスタッペンがFP1に続いてトップタイムを記録。アルボン-クビアト-ガスリーが、5-6-7番手で初日のセッションを終えた。

明日は雨の予報もあり、今朝のように再びグリップレベルが下がることも予想されている。

ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカル・ディレクター
「トルコGP初日は路面温度が上がらないことに加えて、舗装が新しいことが影響し、非常に滑りやすい路面に苦労した一日になりました。チームも我々もマシンの状況に合わせて対応を行いながらの走行となりましたが、2チーム、4台問題なく走行し、現行のハイブリッドレギュレーションでの走行が初となる中で、多くのデータを収集することができました。明日のFP3でもまだまだコンディ ションの変化が予想されますので、そのデータを反映し、予選・レースに臨みます」

「時折、雨の降るような予報も出ていますので、どのような状況にもフレキシブルに対応できるよう、チームと万全の準備を進めていきます」

【STINGER】
photo by Honda

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