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ライブタイムメモ/2020第15戦/バーレーンGP/ザヒール・サーキット/決勝

◆ライブタイムメモ
2020F1GP第15戦
バーレーンGP
マナマ
ザヒール・サーキット
決勝

<16時50分>
日が落ち、気温がじわじわと下がっている。
現在のマナマは26℃。
グリッドは、全体に霞がかかったような風景の中でスタートを待っている。

<16時55分>
バーレーン警察音楽隊による国歌斉奏。

<16時56分>
上空から、ガルフエアの787が飛来して、超低空飛行で開幕を告げている。

<16時57分>
バルテリ・ボッタスが、耳栓を装着、バルクラバを着けてヘルメットを被った。セバスチャン・フェッテル、アレキサンダー・アルボンなども、準備を進めている。

<17時00分>
ピエール・ガスリーが、マシンの前で祈りを捧げて、コクピットに向かった。

<17時05分>
フォーメーション・ラップ開始まで5分。
気温はまた下がって25.5℃、路面温度28.8℃。

<17時10分>
5.412kmを57周。ハミルトン+メルセデスを先頭に、スタートに向けてフォーメーションラップが始まった。

<17時13分>
スタート!!

☆☆
クリーンサイドのポールポジションからスタートしたハミルトン+メルセデスが順当に第一コーナーを先頭でクリアー、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが続いた。ボッタス+メルセデスがやや出遅れた。
後方で混乱、炎があがり、赤旗!!

☆☆
数台が接触して、大きな炎が上がった。グロジャン+ハースが停まっている。ノリス+マクラーレンは左フロントウィングを路面に擦って火花を散らしながらピットに戻った。

☆☆
グロジャン+ハースの状況を映さないことがきになったが、メデヤカルカーに乗っている元気が姿が確認できた。

☆☆
ロメイン・グロジャンはメディカルカーから降りる際に、足を引きずっている。コクピット内側にぶつけている可能性はあるが、大事には至らず。

☆☆
リプレイ映像を出さないのは、主催者のFormulaoneが、不用意な映像を流すことで、イメージダウンを避けている当然の判断。

☆☆
と思いきや、グロジャン+ハースがマシンが二つにちぎれる酷いクラッシュと炎の状況が流れた。

二つにちぎれたマシンでもドライバーが護られた。近代F1の安全性を証明している。

<17時26分>
解説者の無神経なコメントが気になる。

<17時26分>
グロジャン+ハースが激突したガードレールは、大きくひしゃげている。再スタートするための修復にはかなり時間がかかりそうだ。

☆☆
グロジャン+ハースは、右に進路を取ったところにクビアト+アルファタウリ・ホンダがいて接触、コースオフした場所が、ランオフエリアが狭く、ガードレールが迫っている場所だったため、高速のままでガードレールに当たった。

マシンの半分がガードレールの間に挟まって、グロジャンはそこから脱出した。

もう半分のマシン後部は、10mほど離れた場所にあり、クラッシュの激しさを物語っている。グロジャン、よくぞ無事だった!!

<17時35分>
アクシデント現場のガードレールが切断され、修復作業が進んでいる。

スタートの10分前に、スタート時間が報告される。

☆☆
グロジャン+ハースと、ルクレール+フェラーリ、ラティフィ+ウィリアムズの3台がハードタイヤ、サインツ+マクラーレンがソフト、他の16台はミディアムタイヤを履いてスタートした。

<17時47分>
グロジャンが所属するハースのギュンター・シュタイナーのインタビュー・コメント。
「アクシデントを見た瞬間、無事を祈った。マシンを出てガードレールをジャンプするのを見て、安心した。ロメインには会っていないけれど、軽い火傷があるけれど、無事であることを確認している。メディカルカーのスタッフや、ファイアーマンの迅速な対応に感謝します」

<17時55分>
グロジャンが当たったガードレールが撤去され、代わりにコンクリートブロックが置かれている。
この場所のガードレールと、コースの近さは、問題? ただし、コースから離れると、マシンが接触したときの入射角度が大きくなることもあり、一概にはなんとも言えない!?

☆☆
コンクリートブロックにすると、少なくとも、ガードレールのように、間にマシンが挟まることはない。

※フランソワ・セベールのアクシデントを思い出させた。

<18時00分>
二つにちぎれ、真っ黒に焼け焦げたモノコックがトラックに積まれた。チームに届けられるはずだが、これを見たハース・チームの小松礼雄レース・エンジニアの心境が忍ばれる。

<18時11分>
フォーメーションラップが始まってから1時間が経過した。

全マシンがピットロードで待機中。
そろそろ、“スタート10分前”の報告が出される?

<18時21分>
各チーから、ツイッターで、ハース・チームにねぎらいと、グロジャンの無事を喜ぶコメントが寄せられている。

<18時22分>
18時35分に再スタートの報告。

<18時29分>
ドライバーがヘルメットを装着してコクピットに乗り込み始めた。

<18時37分>
グリッドに並んでスタンディングスタートとなる。
ハミルトン+メルセデスが先頭で最終コーナーにかかった。

<18時40分>
スタート!!

☆☆
それぞれ、赤旗中断中にタイヤを交換している。

ハミルトン+メルセデス、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ、ペレス+レーシングポイントの順で1コーナーを通過した。

またセフティカー!?

ストロール+レーシングポイントが転倒している!!

またまた、当たった相手はクビアト+アルファタウリ・ホンダ。何たる偶然、何たる不運。

<18時45分>
ボッタス+メルセデスがピットイン。

☆☆
グロジャン+ハースのアクシデントのデブリを拾った!?

<18時46分>
4周目

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レーシングポイント
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. ノリス+マクラーレン
6. オコン+ルノー
7. ルクレール+フェラーリ
8. リカルド+ルノー
9. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
10. サインツ+マクラーレン
11. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
12. ライコネン+アルファロメオ
13. ラティフィ+ウィリアムズ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. フェッテル+フェラーリ
16. ボッタス+メルセデス
17. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
18. マグヌッセン+ハース
—-以下、リタイア
19. ストロール+レーシングポイント
20. グロジャン+ハース

<18時50分>
セフティカーに引かれて7周を消化。

<18時52分>
セフティカーのルーフ・ランプが消え、次の周にサインツ+マクラーレンスタート。

<18時53分>
超スローペースだったハミルトン+メルセデスが加速してレース再開。

ガスリー+アルファタウリ・ホンダとクビアト+アルファタウリ・ホンダがやり合っている。
10番手争い。ガスリーはハードタイヤ、クビアトはソフトタイヤ。

サインツ+マクラーレンがリカルド+ルノーの前に出た。

ハミルトン+メルセデスはファステストラップで逃げている。

☆☆
クビアト+アルファタウリ・ホンダとルクレール+フェラーリが審議。接触のペナルティ!?
☆☆
クビアト+アルファタウリ・ホンダとルクレール+フェラーリではなく、クビアト+アルファタウリ・ホンダとストロール+レーシングポイントに訂正された。

<18時58分>
DRSが使える周回数になった。
ザヒール・サーキットは3カ所のDRSポイントがあり、オーバーテイクが連発しそう。

<19時01分>
13周目

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レーシングポイント
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. ノリス+マクラーレン
6. オコン+ルノー
7. サインツ+マクラーレン
8. リカルド+ルノー
9. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
10. ルクレール+フェラーリ
11. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. ライコネン+アルファロメオ
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. ボッタス+メルセデス
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. マグヌッセン+ハース
18. セバスチャン・フェッテル

<19時15分>
22周目

サインツ+マクラーレンがピットインしてガスリー+アルファタウリ・ホンダが、ハミルトン+メルセデス、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ、ペレス+レーシングポイントに続く4番手へ。

☆☆
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダがハードタイヤでファステストラップ。

<19時20分>
ノリス+マクラーレンがボッタス+メルセデスをパスして6番手へ。

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レーシングポイント
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. ノリス+マクラーレン
6. オコン+ルノー
7. サインツ+マクラーレン
8. リカルド+ルノー
9. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
10. ルクレール+フェラーリ
11. マグヌッセン+ハース
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
14. ボッタス+メルセデス
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. フェッテル+フェラーリ
18. ラティフィ+ウィリアムズ

<19時24分>
28周目

ボッタス+メルセデスがルクレール+フェラーリに次ぐ11番手へ。

<19時32分>
32周目。
ボッタス+メルセデスがルクレール+フェラーリを交わして10番手へ。

<19時35分>
35周目

フェルスタッペン+レッドブル・ホンダがピットイン。ハードに交換。アルボン+レッドブル・ホンダも続いた。

☆☆
ハミルトン+メルセデスも続いて.ピットイン。ペレスの前でレースに戻った。

ハミルトン+メルセデス-ペレス+レーシングポイント-フェルスタッペン+レッドブル・ホンダがトップ3。

<19時39分>
ペレス+レーシングポイントがピットイン。サインツ+マクラーレンに続く5番手でコースに復帰。
タイヤ戦略が異なるため、レースはまさに最後までわからない。

<19時41分>
ペレス+レーシングポイントがサインツ+マクラーレンの前に出た。4番手。

<19時44分>
40周目

ルクレール+フェラーリがピットイン。サインツ+マクラーレンとリカルド+ルノーの間の7番手でコースに戻った。

<19時46分>
42周目

ルクレール+フェラーリがピットイン。

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ペレス+レーシングポイント
4. アルボン+レッドブル・ホンダ
5. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
6. ノリス+マクラーレン
7. サインツ+マクラーレン
8. リカルド+ルノー
9. オコン+ルノー
10. ボッタス+メルセデス
11. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
12. ルクレール+フェラーリ
13. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
14. マグヌッセン+ハース
15. ラッセル+ウィリアムズ
16. フェッテル+フェラーリ
17. ラティフィ+ウィリアムズ
18. ライコネン+アルファロメオ

<19時49分>
43周目

ボッタス+メルセデスがオコン+ルノーをパスして9番手へ。
残り14周。

<19時57分>
49周目

6位のガスリー+アルファタウリ・ホンダにサインツ+マクラーレンが迫っている。ガスリーのタイヤはすでに限界。1分34秒後半。サインツ+マクラーレンはもう少しフレッシュなタイヤで、1分33秒台。

フェルスタッペン+レッドブル・ホンダがファステストラップ。

<20時01分>
タイヤで辛いガスリー+アルファタウリ・ホンダの背後にピタリと着けていたサインツ+マクラーレンが前に出た。ガスリー+アルファタウリ・ホンダは、ピットインすると大きく順位をロスして入賞圏内をょう外れてしまう。ここが頑張りどころ。

<20時06分>
残り4周

ペレス+レーシングポイントが白煙を上げて失速!!

☆☆
炎を吐いて、ペレス+レーシングポイントが停まった。3位を失った。

<20時09分>
残り3周

ハミルトン+メルセデス、タイヤが限界に近いが、ピットインするにはギリギリの差。チームからは、「リスクを避けよう」とハミルトンにチーム無線。

<20時11分>
残り2周

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. アルボン+レッドブル・ホンダ
4. ノリス+マクラーレン
5. サインツ+マクラーレン
6. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
7. リカルド+ルノー
8. ボッタス+メルセデス
9. オコン+ルノー
10. ルクレール+フェラーリ
11. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. フェッテル+フェラーリ
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. マグヌッセン+ハース

セフティカーのままゴール。

ルイス・ハミルトン95勝目。バーレーンで4勝目。

ホンダ・パワーのレッドブル・ホンダが2-3位の表彰台を得た。

「なんてタフなレースだったんだろう」。セフティカーに引かれてチェッカードフラッグを受けたルイス・ハミルトンが、チームに無線で伝えた。

ハミルトンは、F1GP通算95勝目。バーレーンでは4勝目でセバスチャン・フェッテルに並んだ。

ガードレールにめり込んで半分になったマシンは黒こげだったが、グロジャンは自力でコクピットを降り、軽い火傷を負ったが無事にレスキューカーで医務室から病院に搬送され、ベッドの上から元気な姿をツイッターで届けた。

バーレーンGP結果

1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
3. アルボン+レッドブル・ホンダ
4. ノリス+マクラーレン
5. サインツ+マクラーレン
6. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
7. リカルド+ルノー
8. ボッタス+メルセデス
9. オコン+ルノー
10. ルクレール+フェラーリ
11. クビアト+アルファタウリ・ホンダ
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. フェッテル+フェラーリ
14. ラティフィ+ウィリアムズ
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. マグヌッセン+ハース
—-以下、リタイア
18. ペレス+レーシングポイント
19. ストロール+レーシングポイント
20. グロジャン+ハース

【STINGER】
photo by Formulaone.com

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F1 最新レースデータ

F1 ポイント・ランキング

F1ドライバーズ・ポイント
1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
3位ルイス・ハミルトン220ポイント
F1 コンストラクターズ・ポイント
1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
3位フェラーリ406ポイント

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