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グロジャン、ザヒールGP会場に笑顔で登場!!

先週末のアブダビGPのスタート直後にガードレールにクラッシュ、マシンが真っ二つに千切れて火がでる激しいアクシデントから生還したロメイン・グロジャンが、連戦のザヒールGP会場のザヒール・サーキットのパドックに姿を見せた。

両手に包帯をまいているが、手以外にはまったく怪我もやけどもなく元気なグロジャンは、スイスに帰国して火傷の治療に専念し、ザヒールGPだけでなく、最終戦のアブダビGPをするとコメント。事実上、ハース・チームでの活動を終えることになった。

ザヒールGPでは、グロジャンのマシンにはピエトロ・フィティパルディがステアリングを握っているが、最終戦のアブダビGPも継続してハースのシートに納まる。

「アブダビの最終戦にチームと一緒にいられないのはとても悲しい」とグロジャン。「医師団とできる限りの快癒の作業をしたけれど、レースをするには回復が間に合わないと判断し、シーズンを終えることにしました。これはボクの人生で最も難しい決断だったけれど、賢明な決断だと思っています。チームが恋しいけれど、引き続き、彼らをサポートします」

グロジャンは、アメリカン・チームのHAAS誕生からチームに所属し、デビュー戦でポイントを獲得してハース・チームに弾みをつけ、アクシデントに見舞われたバーレーンGPまでの98戦を共に戦った。ハースのギュンター・シュタイナーは、「ロメインがハースF1チームとの最後のレースを欠場することは非常に残念だが、彼が先週の事件からの彼の治療と回復に最善を尽くさなければならないことをチーム全員が理解している」とコメントした。

「ロメインは、この数日間、並外れた勇気と驚くべきマインドを見せている。アブダビでVF-20のコックピットに戻ることを切望していたことを我々は知っているし、全員がレースをできることを望んでいました」

「ロメインは最初から、我々のF1プロジェクトを信じてくれました。クルマを作る前に、我々のためにドライブすることを約束してくれました。フォーミュラ1で若いチームとして、我々が目的を達成するために、ロメインの決意と真摯な努力に、我々は永遠に感謝を歩すれません」

「彼が回復を早めていると確信しているのは、彼の資質と意欲と野心を知っているからです。チーム代表のジーン・ハースと、ハースF1チーム全体が、チームと共に、1日も早くロメインが完全な状態に戻ることを願っています」

【STINGER】
photo&souce by Formulaone.com

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