4台がトップ10入り!! ホンダの2020最終戦アブダビGP予選
アブダビGP予選の最後のアタックで、ホンダのパワーユニットを搭載するアストンマーチン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、シーズン初のポールポジションを獲得した。
予選を前にしたフリー走行3ではレッドブル・レーシングが1-2を占め、期待を高め、Q1は、レッドブル・ホンダ、スクーデリア・アルファタウリの全4台がQ2に進出。決勝のスタートタイヤが決まるQ2では、レッドブル・ホンダ2台がミディアム・タイヤでアタック。フェルスタッペンは、明日のレースをミディアム・タイヤからスタートすることになったが、アルボンは、最終コーナー直前でトラックリミット超過を判定され、ベストタイムが抹消され、最後のアタックをソフトタイヤでQ3進出を決め、クビアトとガスリーは、ソフト・タイヤでのベストラップでQ3に進出した。
Q3は、最後まで目が離せない展開となり、メルセデスが最終アタックを決めていたが、終了間際にフェルスタッペンが0.025秒差で逆転ポールポジションを獲得した。
アルボン5番手、クビアト7番手、ガスリー10番手となったが、ルクレール(フェラーリ)が3グリッド降格のペナルティーで9番グリッドが決まった。
「ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカル・ディレクター
「シーズン最終戦の予選は、フェルスタッペン選手がポールポジションを獲得。HondaのPUを搭載する2チームの4台がトップ10入りと、レースに向けて非常にポジティブな結果が得られました」
「ここまで16戦連続でメルセデス勢にポールポジションを獲られていましたが、今年最後の予選で一矢を報いることができ、本当にうれしく思っています」
「トップ3は0.1秒以下の僅差。さらにトップ10が1秒以内という激戦の中で、フェルスタッペン以外の3台も、アルボン5番手、クビアト7番手、ガスリー10番手という結果を獲得してくれました」
「シーズン最後のレースは、予選同様非常に接近した戦いが予想されますので、ドライバー、チームと一丸になって悔いのない形でレースを走り切り、よい結果でシーズンを締めくくれられればと思っています」
【STINGER】
photo by Honda