角田裕毅、7年ぶりの日本人F1ドライバーに決まり!!
12月16日、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは、2021年のピエール・ガスリーのチームメイトに、角田裕毅を採用することを発表した。
角田裕毅は、神奈川県相模原市出身の20歳。物おじしないひょうひょうとした性格で、F1ドライバーへの道をとんとん拍子に駆け上がり、瞬く間にF1のシートを引き寄せた。
レッドブル・ジュニアチームとHondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに所属する角田は、2020年のFIA F2(フォーミュラ2)選手権にカーリン・モータースポーツから参戦。フィーチャーレース優勝2回とスプリントレース優勝1回の3勝を含む7度の表彰台を獲得し、F2選手権総合3位に輝き、F1スーパーライセンスを取得した。
レッドブル・モータースポーツ・アドバイザーで、ドライバー育成責任者のヘルムート・マルコ博士は角田選手について「Hondaと協力をはじめた時、山本さん(ホンダF1レーシング山本雅史マネージング・ディレクター)から、3人の有望な若手ドライバーのリストを頂きました。3人の中で一番印象が強かったのが裕毅でした」
「その後のF3のテストでは、高速コーナーで素晴らしい走りを見せるなど、目を見張るものがありました。ホンダには、F1ドライバーを育成する“ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト”があり、チャレンジングでしたが、彼らと共に裕毅のF3参戦をサポートしました。F3では一勝のみで時期尚早という声もありましたが、翌年のF2挑戦は正しい判断をしたと思っています」
「日本はモータースポーツが盛んな国ですが、ここ10年、F1で成功した日本人はいません。裕毅のように若く、向上心のあるドライバーが、日本のモータースポーツ界をまた盛り上げてくれる信じています」
【STINGER】
photo by photo by REDBULL