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日本が光る日になる予感!!–その時が来た!!

5月に行なわれている4輪モータースポーツの世界選手権は、日本人が大活躍だ。

まずは、世界ラリー選手権の勝田・ジョンストン組。今シーズンから導入された、ハイブリッドシステムの「GR YARIS Rally1」でこれまでターマック(舗装路)とスノーの3戦を戦い、スノー第2戦スウェーデンで総合4位を獲得した。迎えた第4戦は、シーズン初のグラベルイベントとなるラリー・ポルトガル。過去、勝田はこのラリーに出場経験が あるが、GR YARIS Rally1初の今回は未知の要素も多く、新たなるチャレンジとなっている。

ラリーは19日(木)の夜に古都コインブラからスタート。市街地で短いターマックステージが1本行なわれ、勝田は7番手。翌日の20日(金)は、グラベル路面のステージを走行するフルデイの初日。路面は例年以上に荒れ模様。特に同じステージを2回目に走行する際は、掘り出された岩や尖った石や深い轍で選手がクルマやタイヤにダメージを負い、勝田はSS6でハーフスピンを喫したものの総じて順調で、スピードとリスクのバランスを上手くとりながらステージを重ね、金曜日のデイ2終了した時点で、総合4位にいた。

デイ3での勝田は好調にラリーを進め、同じTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスに次ぐ、ステージ3番手タイムを4回記録。突然の降雨にも落ち着いて対処し、デイ3の最終ステージを前に、総合4位のソルドに対するリードを14.6秒まで拡げました。ところが、ポルト市街地の石畳の上で行われた最終ステージのSS16で、勝田はソルドから大きく遅れ、差は一気に5.7秒に縮小。濡れていた路面が急速に乾いていき、出走順の違いによってグリップレベルが大きく変化する状況で、勝田はライバルよりも不利なコンディションで走行しタイムを失いました。それでも、勝田は総合3位の座を守り、ラリー最終日に駒を進めました。

22日(日)の最終日デイ4は、豊富な経験を持つソルドが徐々に差を縮め、最終ステージのSS21「ファフェ2」を前にふたりのタイム差は2.2秒に。朝から4ステージに渡り首位を守り続けていた勝田は渾身の走りで対抗しましたが、最終ステージでついに逆転を許し、2.1秒差の総合4位でフィニッシュ。昨年のサファリ・ラリー ケニア以来の表彰台はならなかったが、今年2回目の総合4位し、ドライバー選手権をランキングを6位から3位に上げる、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team Next Generationにもマニュファクチャラーポイントをもたらした。

勝田貴元
「ポルトガルは常にタフなラリーですが、金曜日の路面コンディションは予想していた以上に厳しく、走りきることができただけでも良かったと思えるほどでしたが、土曜日のステージはとても走りやすく自信もあり、クルマも非常にいいフィーリングでした」

勝田貴元は、トップコンテンダーとしての自信を持って次のステージに備えているか。

                                                 ◆ ☆☆◆

一方、F1GPでは、第5戦スペインGPで10番手の結果を残した角田裕毅+アルファタウリは、チームの持つマシンポテンシャルを余すことなく使い切ったという観方からすると、素晴しい仕事ができた証だ。

インディカーの大先輩佐藤琢磨の総本山のインディ500への進み方も申し分ない。

今週末は、世界中で、“ジャパニーズ”が注目だ。

“14番手=ジャパニーズ・ポジションと揶揄しているが、そんな囲いが外れそうな予感がするぞ。

◆歴史が変わる2022.05.23    かも!?

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