ボッタス、ROCに挑戦!!
シーズンoff恒例のモータースポーツ・イベントの『レースofチャンピオンズ』。来年2月にスウェーデンで次回大会が予定されているが、エントリー1番乗りは、バルテリ・ボッタスだった!!
冬のスウェーデンといえば、雪と氷の表情イベント出あることが直感的に想像できるが、そのとおり。『レースofチャンピオンズ』は、4輪に限らず、モータースポーツ・イベントのチャンピオンを集めて行なわれる恒例行事、氷上でF1ドライバーがどんな運転を披露するのか、期待が膨らむ。
要は、“世界最高のドライバーを決める”というのがうたい文句で、見物する側だけでなく、参加者じたいが“われこそが世界一”を目指して、毎年盛り上がる。
これまで“その気”になったのは、現役F1ドライバーでは、セバスチャン・フェッテル、ピエール・ガスリー、ランド・ノリス、ミック・シューマッハ、ダニエル・リカルド。その前に、ミハエル・シューマッハ、ジェンソン・バトン、デビッド・クルサード、フェリペ・マッサなどが参加して大会を盛り上げている。
F1だけでなく、ルマン24時間で11勝している伝説のトム・クリステンセン、NASCARチャンピオンのジミー・ジョンソンやジェフ・ゴードン、カイル・ブッシュ、インディカーの、ジョセフ・ニューガーデン、ライアン・ハンター・レイが参加し、さらにWRCから、セバスチャン・ローブ、ペター・ソルベルグ、セバスチャン・オジェも“その気”になった”メンバーだ。ここにバルテリ・ボッタスが加わる。
ボッタスはROCのルーキー。メルセデスからアルファロメオに移籍を決めた区切りのシーズンオフに思い出の一コマを加えるつもりだ。
「長年テレビでイベントを見ていて、ようやく参加できる」とボッタス。
「出場できることを本当に楽しみにしている」と目を輝かせた。
「今年のイベントが雪と氷の上で開催されることで、ということで、さらに興味が加速されます。ボクは、これまで数回出場したアークティックラリーの経験が役立つといいと思っています。スウェーデンとノルウェーや北欧の仲間を中心に激しい闘いを展開して、個人の優勝(ROC)と国ごとの勝利(ROCネイションズカップ)の両方でフィンランドの勝利を目指します!!」
コロナ禍の影響で久々になるレースofチャンピオンズが、初めて氷上に舞台を移したことと、ボッタスの参加で、また一段、注目を高めた。
【STINGER】
photo by MERCEDES F1 TEAM