ハミルトン99回目のポールポジション。
2021F1GP第2戦エミリア・ロマーニアGPの予選がイモラ・サーキットで行なわれ、ルイス・ハミルトンが99回目のポールポジションを決めた。
2位は、マックス・フェルタッペンではなく“先輩”を従えた僚友のセルジオ・ペレス。ハミルトンとの差は0.035秒という際どい差だった。ハミルトンはチェッカードフララッグを受けた後に、チームに無線で「取れた!?」と確認したほどの接戦だった。
角田裕毅は、Q1開始早々、アタックに入ったラップで、コースで最も標高が高い箇所にあるバリアンテ・シケインで、オーバースピードと強すぎたアクセルオンの結果リアを滑らせ、瞬時のカウンターステアが間に合わずにスピン、後ろからバリアに激突。リアサスペションとギヤボックス&エンジンを大破させて万事休す!! 得意のイモラで速さを示すことができなかった。
フェラーリとマクラーレンが週末を通して速さを印象付け、決勝の混戦を期待させ、フェルナンド・アロンソがQ2で敗退、9番手Q3に進出したチームメイトのエスティバン・オコンと好対照の結果となった。
予選結果
1. ハミルトン+メルセデス 1分14秒411
2. ペレス+レッドブル・ホンダ 1分14秒446
3. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ 1分14秒498
4. ルクレール+フェラーリ 1分14秒740
5. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ 1分14秒790
6. リカルド+マクラーレン 1分14秒826
7. ノリス+マクラーレン 1分14秒875
8. ボッタス+メルセデス 1分14秒898
9. オコン+アルピーヌ 1分15秒210
10. ストロール+アストンマーチン ノータイム
—-以下、Q2ノックアウト
11. サインツ+フェラーリ
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. フェッテル+アストンマーチン
14. ラティフィ+フォースインディア
15. アロンソ+アルピーヌ
—-以下、Q1ノックアウト
16. ライコネン+アルファロメオ
17. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
18. シューマッハ+ハース
19. マゼピン+ハース
20. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ ノータイム
【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri