アストンマーチンに007から祝辞!!
レーシングポイント改め、アストンマーチン・レーシングの2021年モデルのAAM1-21が公開された。
アストンマーチンといえば、古い世代が映画の『007』で思い出すのは主役ジェイムス・ボンドとアストンマーチンDB5。初代のショーン・コネリーが乗ったそのアストンマーチンを、息子のランスのために会社丸ごと買い取ったのが、新オーナーのローレンス・ストロール。夢が叶ったと挨拶した。
「私の子供時代の夢は、F1チームのオーナーになることと、アストン・マーチンを買い取ることだった。最初の夢を実現し、今日、二番目の夢の実現を発表できたことをうれしく思う」
ストロールはカナダの大金持ちとして知られるが、惜しみなく予算をかけた発表会で、改めてその財力が証明された。たとえば、“最後のジェイムス・ボンド”であるダニエル・クレイグがライブ出演して祝辞を述べた。
もし、ショーン・コネリーが生きていたら、間違いなくメッセージを届ける役目は、ストロールの財力と交友関係から、コネリーに依頼されたに違いないと思わせる演出だった。
【STINGER 山口】
photo by ASTONMARTIN