2021F1確定カレンダー
2021年F1GPは、3月28日のバーレーンGPで開幕し、12月のアブダビGPまでの23戦(↓)で行われる。中国GPがリストにないが、仮に復活すると24戦というとてつもない数になる。
マシンを始め、機材の運搬はロジスティックスの完備でカバーできるが、開催数増加で懸念されるのは、転戦メンバーの健康状態と、家族との関係など、個々のソフトの問題だ。
たとえば、多くのチームが拠点を構える英国チームの場合、シルバーストンを除く22戦は、ほとんどのメンバーが飛行機での移動になる。ホンダの場合、かつては上層部のメンバーは、レース毎に日本に報告に戻る必要があったが、今ではリモートでのZOOMやSkypeを活用できるので問題は格段に改善された。30年ほど前は、衛星回線を契約した時代もあった。
いれずれしても、1950年に7戦のシリーズで始まったF1GPは、1963年には2桁が開催され、日本GPが加わった1976年からしばらく16戦を継続し、その後ジワジワと開催数をのばし、2012年に20戦を数え、その後もジワジワと増え続け、ついに23戦に到達した。
3連戦が3回と、すでに限界に達している感があるが、先に挙げた中国の他に、2019年に開催にむけてコースまで準備していたベトナムGPもある。F1人気が高まる中で、開催数は限界に達している。
【STINGER】Masasi Yamaguhi
photo by Photo by Aston Martin Red Bull Racing