F1合同テスト始まる
開幕戦バーレーンGPの会場ザヒール・サーキットで開幕直前テストが始まった。
午前の走行を前に砂漠特有の砂嵐に見舞われたが、セッション開始前に風は静まり、走行に支障はなかった。
午前中をリードしたのは、マクラーレンに移籍したダニエル・リカルド。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのガスリーが2番手。3番手にフェルスタッペン+レッドブル・ホンダが着け、挑戦最終シーズンを迎えるホンダは、まずまずのスタートを切った。
ウィリアムズが、サードドライバー契約のロイ・ニッサニーにマシンを委ねた以外の9チームは、全て正ドライバーがシートに納まった。同じくルーキーとしてF1をデビューしたハースのミック・シューマッハは、キミ・ライコネンが63周を走行した中で、15周だけに留まった。
王者メルセデスはバルテリ・ボッタスが初日の午前中を担当したが、走行は6周のみ。これは余裕なのかそれともトラブルなのか、タイムもミック・シューマッハと同じ1分36秒台と低調だった。
角田裕毅は、午後にピエール・ガスリーからステアリングを引き継ぎ、AT02で初めてライバルと同じ土俵で走行する。
【STINGER】
photo by McLaren