別格の面白さでF1開幕!! まずはハミルトン+メルセデス
2021F1GP開幕戦のバーレーンGPが、砂漠の街マナマのザヒール・サーキットで行なわれ、ルイス・ハミルトンのメルセデスが優勝した。
表彰台は、ルイス・ハミルトンが最上段、左にマックス・フェルタッペン、右のバルテリ・ボッタスが登壇する見慣れたものになったが、中身はまったく別物。フェルタッペン+レッドブル・ホンダの2位は、徹底的にハミルトン+メルセデスを苦しめ、最後まで気を抜けない闘いの結果だった。
角田裕毅も同様だった。13番手からじわりじわりとポジションを上げ、フェッテル、ライコネン、アロンソなどのチャンピオンを含めてオーバーテイクを連発し、実力でたぐり寄せた9位。最年少二十歳のデビュー戦としては上出来の内容だった。
終盤のトップ争い、そして角田裕毅のオーバーテイクが手に汗握るものだっただけでなく、拮抗した力がぶつかり合ってあちこちでバトルが連発、今シーズンのF1が目の離せない面白さになることが証明された。
次の第2戦は、イモラ・サーキットが舞台のエミリア・ロマーニアGP。3週間後の4月18日に決勝レースが行なわれるが、イモラは、角田裕毅が走り込みを続けたサーキット、今回の学びに経験が加わって、期待が加速する。
2021F1GP開幕戦結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ
3. ボッタス+メルセデス
4. ノリス+マクラーレン
5. ペレス+レッドブル・ホンダ
6. ルクレール+フェラーリ
7. リカルド+マクラーレン
8. サインツ+フェラーリ
9. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ
10. ストロール+アストンマーチン
11. ライコネン+アルファロメオ
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. オコン+アルピーヌ
14. ラッセル+ウィリアムズ
15. フェッテル+アストンマーチン
16. シューマッハ+ハース
—-以下、リタイア
ガスリー+アルファタウリ・ホンダ
ラティフィ+ウィリアムズ
アロンソ+アルピーヌ
マゼピン+ハース
【STINGER】
photo by formula1.com
【STINGER】
photo by MERCEDES