マルケス復帰をアロンソも祝福!!
モトGPの王者マルク・マルケスが、4月18日に決勝レースの2021モトGP第3戦ポルトガルGPで復帰することを、所属するレプソル・ホンダ・チームが発表した。
マルケスは、昨年7月の第3戦アンダルシアGPの予選から265日ぶりに『ホンダRC213V』を走らせるが、この発表をフェルナンド・アロンソも歓迎している。
アロンソが喜びのコメントをツイッターに寄せたのは、同じスペイン人だからということだけでなく、度重なる手術や、厳しいリハビリを乗り越えたマルケスの不屈のスピリットに経緯を評したからに違いない。
マルケスは、2020年モトGP第2戦スペインGPで、3位走行中の22周目の3コーナーでハイサイドを起こし、シーズン2度目の転倒。フロントタイヤが右上腕を強打、右上腕骨を骨折してリハビリを受けていた。
3月に三度目の精密検査を受け、医師団から体力と機動性の回復プログラムを強化できると診断され、3月12日に自宅近くのミニサーキット、アルカラスでミニバイクをトライ。「8カ月のミニバイクだけど、ようやくいい感触を感じた」とメッセージを配信。13日には自宅近郊でマウンテンバイクを利用したトレーニングを再開、4月10日に5度目の精密検査を受け、骨の硬化に明らかな進展が確認されて、レースに復帰可能と診断され、来週末の第3戦ポルトガルGP復帰の発表にこぎ着けた。
【STINGER】
photo by Marc Márquez