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F1第2戦トピックス–メルセデスの強さ、光るガスリー、すし詰めの中団

最大の注目はスクーデリア・アルファタウリ・ホンダ。ピエール・ガスリーの3位が光った。

2021F1GP第2戦エミリア・ロマーニアGP初日、イモラ・サーキットは、週末下り坂の天気予報通り、どんよりとした空模様で始まったが、青空が広がる中で、メルセデスが強さを見せた。

ここで注目されたのは、ファクトリーが会場のイモラ・サーキットから15kmのスクーデリア・アルファタウリ。ピエール・ガスリーがトップのボッタス+メルセデスから0.078秒落ちの3番手、フリー走行1をトラブルで満足に走れなかった角田裕毅もフリー走行2を7番手でまとめ、チームが得意とするコースであることを再認識させた。

また、レースを睨んだロングランは1分20秒がひとつの目安だったが、メルセデスの2台と並んで、ガスリー+アルファタウリ・ホンダが1分19秒台で走行して期待を高めた。

一方、やはり本拠地のマラネロから近いフェラーリが、昨年の不調を覆す速さを見せたこともいいニュースだった。シャルル・ルクレールもカルロス・サインツも悪くない仕上がりを見せていたが、フリー走行2終了間際にルクレールが最終コーナーでコースを外れてバリアにクラッシュ。フロント部を大破したが、「かなりプッシュしていた」とコメントしたルクレールに暗さはなかった。

一方、輝やきがなかったのがレッドブル・ホンダのマックス・フェルタッペン。フリー走行2で、「なにか壊れた」とチームに伝えてコースサイドにストップ。縁石に弾かれて駆動系を壊したか、走行を中団して14番手に甘んじた。

チームメイトのペレス+レッドブル・ホンダも、オコン+アルピーヌと接触して赤旗の原因を作ったが、最後は6番手でまとめた。

これまでの1時間半×2の金曜日から、1時間×2に短縮されたスケジュールの中で、メルセデスが無駄なく時間を活用し、安定のチーム力を再認識させた。

フリー走行2結果
1. ボッタス+メルセデス 1分15秒551
2. ハミルトン+メルセデス 1分15秒561
3. ガスリー+アルファタウリ・ホンダ 1分15秒629
4. サインツ+フェラーリ 1分15秒843
5. ルクレール+フェラーリ 1分16秒371
6. ペレス+レッドブル・ホンダ 1分16秒411
7. 角田裕毅+アルファタウリ・ホンダ 1分16秒419
8. ノリス+マクラーレン 1分16秒485
9. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ 1分16秒513
10. ストロール+アストンマーチン 1分16秒737
11. オコン+アルピーヌ 1分16秒817
12. ラティフィ+ウィリアムズ 1分16秒823
13. アロンソ+アルピーヌ 1分16秒835
14. フェルタッペン+レッドブル・ホンダ 1分16秒999
—-以下、1分17秒台
15. フェッテル+アストンマーチン
16. ラッセル+ウィリアムズ
17. ライコネン+アルファロメオ
18. リカルド+マクラーレン
19. シューマッハ+ハース
20. マゼピン+ハース

※結果詳細は追って

【STINGER】
photo by Scuderia AlphaTauri

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