角田の第2戦–加速では気を付けなければならないことを学んだ
角田裕毅がF1GPの洗礼を受けた2021F1GP第2戦エミリア・ロマーニアGP。最後尾からのスタートで14番手にポジションを上げながら、赤旗中断後の再スタートで、いきなりスピンを喫し、試練の中に放り出された。
打ちのめされた角田裕毅はしかし、すでにマインドを次に向けていた。
「見ていたファンの皆さんにとっては、素晴らしいレースになったと思いますが、僕は自分自身にがっかりしていますし、チームにも申し訳なく思っています」
「いいレースができていて、ペースもすごくよかったので、赤旗中断後のスピンは本当 に残念でした」
「ウエットでF1マシンを走らせるのは初めてでしたが、慎重に、特に加速では気を付けなければならないと学びました」
「レインコンディションの中、インターミディエイトタイヤでスタートしたのも難しかったのですが、異なるコンディシ ョンでこのタイヤがどう機能するのかを理解する貴重な機会になりました」
「今日はポイント獲得が可能だったはずですが、すべてが学びになったので、この経験を次戦に活かしていきたいと思います」
【STINGER】
photo by Honda