次に向けて改善を目指すフェラーリ
ポルトガルGPのスクーデリア・フェラーリは、期待した活躍ができなかった。シャルル・ルクレールは6位に食い込んで8ポイントを獲得したが、カルロス・サインツは、特にレースの後半に苦戦し、66周レースの64周目にノリス+マクラーレンに、最終ラップにガスリー+アルファタウリ・ホンダに抜かれて11番手でポイントを取り損なった。
カタルーニャ・サーキットで行なわれる次の第4戦スペインGPに向けて、マラネロはポルティモアで期待通りにSF21が機能しなかった理由の検証が全力で行なわれている。
シャルル・ルクレール
「5位が可能だったので、6位には満足していません。チームとともに起こったことを理解する必要があります」
カルロス・サインツ
「ボクたちの日ではなかったね。ポイントを取れるチャンスがあったのにガッカリ。次のスペインGPに向けて、今回学んだ戦略とタイヤ、クルマの動きを分析して備えます」
マティアス・ビノットチーム代表
「今日は、予期していたものではなかった。ポテンシャルを活かすことができず、期待しただけのコンストラクターズポイントを集めることができませんでした」
「シャルルは非常に堅固なレースをこなしたけれど、カルロスはセカンドシティントが難しいレースになってしまいました」
「数日で始まるスペインGPに向けて準備を開始しています。カタルーニャ・サーキットは非常に厳しいトラックなので、週末を通して可能な限りいいパフォーマンスを発揮できるようにしなければなりません」
【STINGER】
photo by FERRARI